鍼治療の流れ

問診から触診、治療まで 詳しい鍼治療の流れをご紹介します

1.問 診

鍼治療の問診は「望診」「聞診」「問診」と3つの観点から患者さんの情報を収集分析します。

望 診
見た目の情報です。
顔色、肌色、ツヤ、動作体形などを診ます。
聞 診
音、においからの情報です。話し方、声の調子、病気特有のにおいなどを診ます。
問 診
現代医学の問診と同じです。最もつらい症状は勿論、主訴に直接かかわる症状、関連症状、病歴などをお尋ねします。

2.触 診

東洋医学では触診の事を「切診」と言っています。「切とはおさえるという意味」で、切って診断するという意味ではありません。切診には「切経」「腹診」「脈診」があり3つとも診断するうえで決しておろそかに出来ない重要な情報になりますので、特に念入りに診ています。

切 経
手足、背中、患部などの状態を診ます。
腹 診
内臓の状態は勿論ですが、お腹は全身の病状が最も顕著に表れる場所です。
脈 診
鍼治療で最も重要な診断法です、ただ脈拍を診るだけではありません。脈の強さ、速さ、位置、形などを細かく診て、病状、程度、種類、そしてどのツボをもちいて治療をおこなうか最終診断をします。また鍼治療が適切に作用しているかを確認するために脈を診ます、ですから治療中は何度も脈を診ます。

3.治 療

治療は大きく分けて「本治法」と「標治法」とがあり、それぞれ目的が違います。どちらも治療には欠かせません。

本治法
鍼治療の真価が最も顕著に発揮されるのが本治法です。
手足のツボで気の調整をおこないます。自然治癒力を最も自然に発揮できるよう調整します。
どの患者さんにもまず最初に本治法を施します。
標治法
病んでる部位、痛む部位に、直接症状緩和を目的に施す治療です。本治法、標治法とは別に、これらがより効果的に作用するため用います。必要に応じて行うため、必ず施術するわけではありません。当院では前頚部と腹部の深層筋調整若しくは、灸治療をおこなってます。

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