院長ブログ

エアコン(冷房)でおこる腰痛・肩こり・関節痛とは?原因や対策を解説

夏、室内で過ごしていると腰痛や肩こりの症状が現れる方や、関節が痛む方はいらっしゃいますか?
それらの症状は、冷房病の可能性があります。
今回は、冷房病について原因や症状、対策をご紹介します。
暑い時期に体の不調がある方は、ぜひ最後までご覧ください。

夏に起こる腰痛・肩こりの原因とは

夏に腰痛や肩こりの症状が出る方は、体が冷えすぎています。主に、冷房による冷えが原因です。
外の気温が暑い理由で、室内の設定温度を下げすぎてしまうと、血行不良や体の冷えにつながります。
特に、下半身は冷えやすいため、腰に症状が出る方もいます。
体が冷えると、寒いと感じて体を必要以上に動かそうとしなくなり、さらに不調が起こる悪循環も発生するでしょう。
それが、通称「冷房病」です。
人によって症状が出る部位やタイミングはさまざまです。

冷房病の症状について

冷房病の主な症状について解説します。主に、腰痛・肩こり・関節痛が多く出る体の状態です。
これらは全てつながっており、冷房の温度が低く、寒い状態が続くことで、体の内部が冷え血行も悪くなります。
それが、肩こりや腰痛の原因です。
また、女性は生理痛が酷く感じることもあります。体の冷えは、腸内の働きを悪くしてしまうためです。
「なんとなくだるい気がする。」「頭がぼーっとする。」なども、冷房病の症状です。

冷房病の対策3選

冷房病の対策をご紹介します。
以下の方法を試して、体の循環を止めないように工夫しましょう。

エアコンの使用頻度を調整する

もっとも大切なポイントは、エアコンの温度設定についてです。冷房の温度は、28度前後に設定をしましょう。
設定温度が低すぎると、外から室内に入ったとき、体温が急激に下がり負担がかかります。
急な体温の上がり下がりが少ないように調整をしましょう。
自分で設定温度が変えられない状況で、肌寒いと感じたときは、ブランケットやカーディガンを使用して下半身を冷やさないようにしましょう。
肌寒さを感じやすい方は、薄手の羽織を持ち歩くことをおすすめします。

食事について

部屋でとる食事は、体の内部を冷やさないように工夫します。冷たい飲み物を飲みすぎると、体の中から冷えてしまい、腸の働きを鈍くする恐れがあります。
暑いと感じる状態であっても、冷えている飲み物は避けて、常温か少し温かい飲み物を選びましょう。
また、食欲がないときほど、暖かいスープなどを食べて、冷やさないように心がけます。
食欲がないときに冷たいものを飲んでしまうと、体調不良が悪化する可能性もあります。

服装で体温を調節する

前述したように、寒いと感じやすい方は、服装で体温を調節しましょう。
肩が冷えている、お腹周りが冷たいように感じる場合は、体全体が冷えすぎている可能性があります。
羽織ものや、靴下を準備して、体を温めましょう。
仕事場の室温が低い方は、特に足元の寒さ対策が重要です。特にデスクワークの方は、体が凝り固まりやすいため、血行不良にならないよう、心がけましょう。
ホッカイロや温めたタオルを目・首に当てる方法もおすすめします。

軽い運動・ストレッチ

長時間室内にいる方は、定期的に軽い運動とストレッチを行って体をほぐしましょう。首周り・肩周りをほぐすことで、冷房病の症状は出にくくなります。
軽いウォーキングや入浴もおすすめです。
暑い日は外に出ることを躊躇する方も多くいます。しかし、体を動かすことで、気怠さが改善し、体だけでなく思考もクリアになるでしょう。

まとめ

夏の時期に症状が出やすい冷房病について、症状の原因や対策方法を解説しました。夏に向けて、気温の変化に体が追いつかない方はいらっしゃいます。
杏林堂治療院では、体のだるさや、腰痛・肩こりの治療も行っています。症状に合わせてさまざまな治療のご提案が可能です。
詳しくヒヤリングをして患者様に合わせた治療方法や家での過ごし方もお伝えしています。
体の不調が気になる方は、ぜひ一度ご来院ください。

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