院長ブログ

肩こりからくる頭痛の種類を解説!症状と改善策を知ろう

肩こりの症状がひどい方は、肩の痛みだけではなく頭痛を感じる方も多くいます。今回は、肩こりからくる頭痛の種類について症状と改善策を解説します。
「なんとなく頭と肩が痛い」と感じる方や、「肩こりがひどい時に頭痛もするようになってきた」と思う方は、ぜひご覧ください。

肩こりからくる頭痛の場所

肩こりからくる頭痛の場所や、その症状によって原因が異なります。もし、自覚症状がすでにある方は、頭のどの部分が痛いかを確認してみましょう。
肩・頭とは違う場所に原因がある可能性もあります。

目の奥が激しく痛む

肩こり・肩の緊張が長時間続くと、目の奥が痛む症状が出ます。これは、急に現れる症状です。

目の奥にぎゅーっと痛みを感じる方は、胸鎖乳突筋といって頸の前の筋肉のこりが原因の可能性があります。顎を突き出してパソコン作業をする方ストレートネックの方に多く、症状は人それぞれで、突然痛みを感じる方や、波があるように痛みを感じることもあります。症状の起こり方はそれぞれですが、誰でも起こりうる症状です。

また、目の奥が痛んだ後、目がチカチカする症状も出ます。コンタクトを付けると痛みを感じたり、眼鏡が辛いと感じたりする方もいます。
症状を放置すると吐き気を感じる方もいるため、肩こりの解消を心がけましょう。

目の周りがチカチカと痛む

肩こりがひどくなると、目の周りがチカチカと痛むことがあります。これは、肩こりや血行不良からくる目の痛みです。眼精疲労とも深いつながりがあります。

肩こりがひどくなって眼精疲労を感じる方がいれば、その逆の方もいます。目の周りが痛い方は、目を休めるだけではなく、肩の力を抜いて血行をよくしましょう。

目の疲れはドライアイや目の充血につながります。どこに原因があるか調べ、体全体を温めましょう。

こめかみから圧迫される

こめかみが圧迫されるような痛みを感じる方は、肩こり特に僧帽筋が原因の可能性があります。
こめかみがズキズキと痛み、その症状はどんどん酷くなるでしょう。
同じ体勢で長時間過ごす、特にパソコンやスマートフォンを操作すると、肩や首に大きな負担がかかります。近年特に多くみられる症状です。

首の圧迫がこめかみまで届いて痛みを感じます。作業が長い場合も、定期的に体勢を変えて温めることで症状が緩和します。

後頭部がズキズキ痛む

首の後ろや後頭部がズキズキ痛む症状も、長時間同じ体勢を続けることで症状が現れます。仕事中にも現れやすい症状です。

頭の後頭部は、首の筋肉とつながっています。そのため、後頭部の後ろ側がずっと伸びた状態であると、どんどん症状がひどくなるでしょう。
ずっと下を見続けない・定期的に首を回すなどストレッチをすることで、症状は緩和します。

一度痛みを感じると完全になくなるまで時間がかかる症状です。日々の積み重ねが症状緩和につながります。

肩周りをほぐして血行をよくしよう

ここまでで解説したように、急に頭痛を感じるときは、肩こりが原因の可能性があります。
頭痛を軽減するためには、血行・体のめぐりをよくする必要があります。肩こりの症状を緩和することで、頭痛の軽減も期待できるでしょう。

自宅でできる緩和方法として、ストレッチやお風呂に浸かるなど、体温を上げる方法がおすすめです。
ひとりでできる改善方法を試しても症状が緩和しない場合や、痛みがひどい場合は鍼灸院へ来院しましょう。
指圧だけではなく鍼灸治療を施すことで、指圧では届かない痛みの原因へ直接アプローチできます。

症状を感じ始めた初期と今の症状が違う方や、痛みの位置がどんどん変わっている方は、ぜひ鍼灸院で鍼治療を行いましょう。

まとめ

肩こりがひどくなると、頭痛の症状が出始め、その痛みを感じる場所によって原因が判明することもあります。症状を放置すると痺れが出る可能性もあるため、早期治療で症状を緩和しましょう。

杏林堂治療院では、症状を詳しくヒアリングし、本当の原因がどこにあるか探ります。その後、その原因へ鍼治療でアプローチする方法を進めています。
肩こりだけでなく、頭痛を感じる方は一度ご来院ください。症状の原因を探しましょう。

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